イラストレーターの和なごみはイラスト系専門学校を卒業後、会社員としてベビー服のテキスタイルデザイナー・WEB素材のイラストレーター・テロップ制作など多方面で活躍し、副業でイラストレーター・商業漫画家として活動していたが、2021年、出産をきっかけにフリーのイラストレーターとなった。
現在は、LINEスタンプ制作・LP用イラスト・キャラクター漫画など絵柄寄せ案件を請け負うことが多く、いろいろなテイストを描くことが楽しいのだと語った。
今後は、最近始めた似顔絵制作や、絵本や児童書のイラストの活動が出来るようにがんばりたいと今後の意気込みを表した。そんな彼女は最近、手描きアニメーションの制作にも力を入れていて、来年中にはオリジナルキャラクターのアニメーションをメインに幼児向けYouTubeチャンネルも開始する予定だそうだ。今回はそんな彼女の作品とその作品に対する想いを取材した。
2023年10月『クリエイターズエクスプレスin東京駅スクエアゼロ』にて、デジタルサイネージで流れた作品。
初の長尺のアニメーションで、短い秒数でもキャラクターに興味をもってもらえるよう意識して制作した。
2024年5月『クリエイターズエクスプレスin東京駅スクエアゼロ』にて、デジタルサイネージで流れた作品。
似顔絵の活動を始め、その宣伝として『エモさ』を意識して制作した。
(←イラスト左)2024年10月 ギャラリーゴロー『絵本の表紙展』に参加した際の作品。
自身で絵本を描くならこういう絵がいいなと考えながら、子供の可愛さとリアルさに少しのファンタジー要素を添えて制作した。
細部にストーリー性や面白みを入れるように意識したのだそう。
(イラスト右→)2024年10月 愛知県 Comas hui Beach Park『Utsumi Art to Sea FLAG EXHIBITION』に参加した際の作品。
食べ物をおいしそうに描きたいと思い、シズル感を意識して作品。
子どもたちの表情から、楽しさが伝わって欲しいと語った。
『ifプロダクション』(架空アイドルグループサークル)
今年の夏、友人たちと架空アイドルグループを作り、同人イベントに参加した際の作品。
11月にはコミティアへの参加も予定している。
どの作品も素晴らしく、彼女の活動する領域の広さがうかがえる。今後の活動にも期待していきたい。
和なごみ
高福岡県在住のイラストレーター。
大の猫好き。絵本風のやわらかく可愛いイラストが得意。
様々なテイストを描くのが好きで、絵柄寄せ案件の実績も多数。
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